こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
   
カウンセラー、セラピストとして
活動を始めようとすると、
思わぬブレーキがかかることがあります。
 
 
 
会社員としては、
ある程度はやれてきた。
 
でもそれでは飽き足らない。
 
もっと自分らしく生きるためにも、
手応えのある仕事を始めたい。
 
 
 
そのため資格を取った。
お金も時間もかけた。
 
さあ、活動を始めよう。
 
と思ったのもつかの間、
急に腰が重くなる。
 
 
 
重力が何倍にもなった感じで、
動けない。
 
頭も回らない。
 
 
 
そもそも意欲があったのかどうかも、
わからなくなる。
 
そんなケースを多々目にします。
 
 
 
この段階で、一般的なコンサルさんに
アドバイスを求めても、
拒否反応が出るだけ。
 
実際この現象は、
コンサルさんの
テリトリーではないんですね。
 
 
 
なぜならば、自分のアイデンティティを
確立するという心理的なテーマ、
葛藤だからです。
 
単なるメンタルブロック
ではありません。
 
発達のテーマなのです。
 
 
 
今までは、
会社員、専業主婦等、
社会が期待する役割で
生きることが多かった。
 
その役割を越え、
自分として生きる。
 
 
 
社会的な再誕生のプロセス、
と言ってもいいかもしれません。
 
今までのアイデンティティは、
「役割としての自分」。
 
 
 
それは束縛でもあったけれど、
守りでもあった。
 
ある意味自分のことを、
深く考える必要がなかった。
 
 
 
でもカウンセラー、セラピストとして
活動を始める。
 
それは自分のアイデンティティを、
今一度見直すということ。
 
「自分とは何者か」
というテーマに直面すること。
 
 
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いきなり個性的なカウンセラー、
セラピストになれるわけではありません。
 
それは活動していくなかで、
培われていくもの。
 
 
 
まだアイデンティティが、
確立できていない。
 
でも情報発信しないと、
活動はままならない。
 
 
 
「これが自分」というのがわからないので、
何をどのように表現すればいいのか、
途方にくれてしまう。
 
これが活動開始前後の
葛藤の正体です。
 
 
 
その対処法は様々。
今までの経緯によって異なります。
 
例えば社会の期待する役割を
どのくらい全うできていたか。
 
 
 
ここが不十分だと、
「自分らしさ」の確立は、
かなり厳しいものがあります。
 
まずは「役割としての自分」の
成熟が必要かもしれません。
 
 
 
「自分らしさ」の確立の前に、
前段階の地固めがあると、
このプロセスはスムース。
 
とはいえ諸事情で
そんなに時間をかけたくない。
 
 
 
でも進もうとしても
拒否反応が出る。
 
 
 
この行きつ戻りつの
プロセス。
 
とても多いです。
 
 
 
そんなとき大切なのは、
行きつ戻りつを大切にすること。
 
ただ経済的な事情が、
出てくる可能性が高いので、
本業以外の収入源の確保も
現実問題必要です。
 
 
 
このテーマには、
このような背景があります。
 
単純な
やる気の問題ではありません。
 
多層的、多角的にアプローチし、
じっくり温めていくことが大切です。
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 
 

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